2011年06月03日

生き神 ハイレ・セラシエ

1927年にガーヴェイが残した言葉

「アフリカを見よ。黒人の王が王位につくとき、その人物が救い主となるだろう。」

これはわずか3年後に現実のものとなります。



なんとエチオピアに黒人皇帝ハイレ・セラシエ1世が即位したのです。

この時代エチオピアは周りの国々がヨーロッパに支配されていた中で

唯一黒人が維持しており、そのこともあいまって、

アフリカ人の王が誕生したことに名声は高まっていきました。




ガーヴェイの予言が当たったことでガーヴェイ支持者たちは

ハイレ・セラシエ1世を「黒い神」とあがめ

ラスタファリアンの原型が誕生することとなりました。




ちなみにハイレ・セラシエ1世の本名は「ラス・タファリ」といい

これがラスタファリアンの名前の由来となったのです。




一方で当の本人はこの件に関してラスタファリアンには直接の関わりはなく、

エチオピアでの動乱の中、さまざまな改革を行っていきました。



しかしその後1974年に若手将校らの革命により廃位、

1976年には監禁された状態でそのまま亡くなっていきました。




このガーヴェイの予言とハイレ・セラシエ1世皇帝即位が偶然重なることで

ラスタファリアン思想を生み出し、

後のレゲエ文化の一部を作り出すことになったのです。
posted by スモーキンマフィン at 00:02 | Comment(1) | ジャマイカ・レゲエの歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月09日

英雄 マーカス・ガーヴェイ その2

1919年、カーヴェイはブラックスターラインという
蒸気船会社を立ち上げます。


彼は、カリブ海周辺の南北アメリカ大陸とアフリカ大陸の
経済的なネットワーク構築のためにこの会社を作ったといわれています。


この狙いがうまくいけば、黒人はアメリカではなく
アフリカ大陸での国家の設立に目を向けるだろうと考えたのです。


この狙いは徐々に実を結び始めます。
彼はこの会社の株券を黒人にのみ販売していました。


そのことは話題を呼び、やがてカーヴェイを支持するものが
まるで新しい黒人国家へのチケットを手に入れるように
株券を購入する人が増えていきました。


同時に運営していたUNIAの支持者も急増し、
一時会員は200万人〜600万人にまで膨れ上がったと言われています。


当時のガーヴェイは本当に黒人国家を現実のものにする勢いを持っていました。
しかし、その勢いが続くことはありませんでした。


危機感を募らせたアメリカ合衆国がガーヴェイの会社である
ブラックスターラインに対し、圧力をかけ始めました。


その結果、不正会計の疑い・詐欺・脱税の容疑をかけられた
ブラックスターラインは倒産へと追い込まれてしまいました。


ガーヴェイ自身も牢獄に入れられ2年の獄中生活をしたあと、
ジャマイカへ国外追放を受けてしまいます。


かつての勢いは戻ることなく、1940年
ガーヴェイはアフリカの地を一度も踏むことなくその生涯に幕を閉じました。


しかし、彼の思想はそれで消えたわけではありませんでした。


1927年にアメリカからジャマイカへ国外追放を受けたとき彼は一つの予言をしました。


「アフリカを見よ。黒人の王が王位につくとき、その人物が救い主となるだろう。」と


その予言が後のジャマイカを代表する思想「ラスタファリズム」の原点になるとは
このときまだ誰も知りませんでした。
posted by スモーキンマフィン at 01:53 | Comment(0) | ジャマイカ・レゲエの歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月08日

英雄 マーカス・ガーヴェイ その1

1887年8月17日セント・アン教区で生を受けた1人の黒人男性がいました。


レンガ積みを営んでいた両親の元で生まれたその子は、
読書家の父親の影響で文学をどんどん吸収していき、
後の自分の道を作り出す糧とする少年時代を歩んでいきました。


知識を蓄えた少年には自分自身が生まれた時代が実に悲しい世界に見えたことでしょう。


ジャマイカの奴隷解放は達成されていたものの、
実質的には他国に支配され、経済的にも恵まれず、
差別的・屈辱的な環境は彼の中に固い決意と熱い情熱を生み出していました。


やがてキングストンで印刷工として、1912年にロンドン(イギリス)に渡った後は
新聞社に勤務しながら、教育者などの本を読み漁りさらに知識を蓄えていきました。


そして1914年にジャマイカに帰国した彼は3年後の1917年の9月に
UNIA(ユニヴァーサル・ニグロ・インプルーヴメント・アソシエーション)、万国黒人向上協会を設立します。


その当時、黒人の環境や権利を向上させようとする協会や団体がすでに存在していましたが、
その中でもカーヴェイが思い描いていた思想は異なるものでした。


他の団体が目標としていたのは、アメリカでの地位や権利の獲得、
すなわち白人との格差を埋めより現状よりも良い環境を築くことにありました。


しかしカーヴェイは、黒人は自分たちにもっと誇りを持つべきだと訴えました。
奴隷となる前、先祖たちには輝かしい歴史があった。
我々もその頃と同じように自分たちの力で国家を建設し誇りある生き方をしようと。


彼はアメリカに溶け込み、より良い環境を作るのではなく、母国アフリカで誇りをもって
黒人だけの国家を作るべきだと考えていたのです。


やがてこの思想は、当時の多くの黒人たちの心を掴んでいくことになります。
posted by スモーキンマフィン at 00:37 | Comment(0) | ジャマイカ・レゲエの歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月06日

新しい戦いの始まりと英雄の登場

奴隷から解放されたジャマイカ人でしたが、
すぐに幸せな生活が訪れるわけではありませんでした。


労働力を失った大農園の所有者は新たに、安い賃金で
インド、アフリカなどから労働者を雇うようになりました。


このことから人口に比べて仕事が少なくなり、
ジャマイカ人の不満が高まっていきました。


不満はどんどん蓄積されていき、1865年に
資産家のジョージウイリアムゴードンとポール・ボーグル牧師が
モラント・ベイの反乱(ジャマイカ事件)を起こしました。


わずか2週間で鎮圧されたこの反乱では
約400人が絞首刑になったと言われています。


この反乱がきっかけで植民地議会制度が廃止され、
ジャマイカは王領直轄植民地となりましたが、
労働不足が改善されることはありませんでした。


その後、砂糖の原料であるサトウキビの栽培からバナナの栽培に移行したことで
失業したジャマイカ人が増え、多数のジャマイカ人がジャマイカを離れ、
カリブ海近隣やアメリカへ移住していきました。


その時期、1887年8月17日セント・アン教区で1人の黒人が生まれることになる。
後にレゲエ文化、ジャマイカの歴史にも大きな影響を与えることになるその人物は
今でもジャマイカの英雄として扱われ、その後生まれてくる英雄たちにも多大な影響を与えていく。
posted by スモーキンマフィン at 01:31 | Comment(0) | ジャマイカ・レゲエの歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月05日

Bob Marley -Sun Is Shining-



歌詞

Sun is shining, the weather is sweet
Make you want to move your dancing feet
To the rescue, here i am
Want you to know, y'all, where i stand

(monday morning) here i am
Want you to know just if you can
(tuesday evening) where i stand
(wenesday morning)
Tell myself a new day is rising
(thursday evening) get on the rise
A new day is dawning
(friday morning) here i am
(saturday evening) want you to know just
Want you to know just where i stand

When the morning gathers the rainbow
Want you to know i'm a rainbow too
So, to the rescue here i am
Want you to know just if you can
Where i stand, know, know, know, know, know

We'll lift our heads and give jah praises
We'll lift our heads and give jah praises, yeah

Sun is shining, the weather is sweet
Make you want to move your dancing feet
To the rescue, here i am
Want you to know just if you can
Where i stand

(wenesday morning)
Tell myself a new day is rising
(thursday evening) get on the rise
A new day is dawning
(friday morning) here i am
(saturday evening) want you to know just
Want you to know just where i stand

When the morning gathers the rainbow
Want you to know i'm a rainbow too
So to the rescue, here i am
Want you to know just if you can
Where i stand, know, know, know, know, know

We'll lift our heads and give jah praises (repeat)
Sun is shining, the weather is sweet
Make you want to move your dancing feet
To the rescue, here i am
Want you to know just if you can
Where i stand, no, no, no, no, where i stand
Sun is shining, sun is shining
posted by スモーキンマフィン at 01:19 | Comment(0) | Bob marley -ボブ マーリー- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。